2014年05月26日

東京優駿(日本ダービー)2014 1番人気馬と気になる馬について

予想通りハープスターはやはり府中の2400mは向きませんでしたね。
それでも連を死守したのは能力の高さゆえでしょう。悲観する事は何も有りません。

今週は競馬の祭典、日本ダービーですね。
恐らく1番人気はフジキセキの実質ラストクロップ、イスラボニータでしょう。
ところが、芝2400〜のOP・重賞でのフジキセキ産駒の成績は良くありません。
【内訳】:0-0-1-0-5-21/27(過去5年)。

これはフジキセキがIn Reality経由でWar Relic3×3のクロスを持つことに由来すると考えられます。
War Relicという馬は硬さのある豊富な筋肉を子孫に強く伝え、パサパサのダートなど、力のいる馬場で適性を発揮します。
フジキセキ産駒で言えば、カネヒキリなどのイメージです。

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カネヒキリ(競馬ブックさんより引用)

クラシックディスタンスやそれ以上の距離になると、しなやかさ、柔らかさ…細身でスラっとしていて、脚の長さ(特に後ろ脚)が求められます。
ダンスインザダーク、スペシャルウィークなどのイメージです。

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スペシャルウィーク(馬市.comさんより引用)

イスラボニータは母父Cozzeneの影響が強く、脚長で一完歩が大きく、ストライドを伸ばして走る馬です。
東京コース向きなのは明らかですが、距離に不安があります。
2400mという距離を克服して2冠を達成するには、ある程度ゆったりとしたペースで流れる必要があるでしょう。

イスラボニータに逆転できそうな馬の筆頭として挙げたいのがハギノハイブリッドです。
未勝利戦を勝ちあがり、2勝目を挙げるまでに時間を要しましたが、そこからの成長度に目を見張るものがあります。
500万下勝ちから中2週でGIIの京都新聞杯を制したというのは特筆すべき事項でしょう。
1週前のフォトパドックを見るとそこから更に上昇カーブを描いているように見えます。

血統的にも父はダービー馬タニノギムレット、母父はスタミナ豊富なトニービン、母母はスティンガーの全姉で、母母自身も東京2000mのGIIを制しています。
間違いなくダービー向きだと言えるでしょう。

また、所属厩舎が現役唯一2度ダービーを制している松田国英厩舎だというのも魅力です。
「最もダービーの勝ち方を知っている」男が、どんな仕上げで出走させてくるのか。
あまり人気はしないでしょうし、究極仕上げでの激走に期待したいところです。
posted by Lion at 12:21 | Comment(0) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月25日

優駿牝馬(オークス)2014/予想

○ハープスターのここまでの戦績はほぼパーフェクト、大本命に相応しい馬なのは間違いない。
だが、私の学んできた血統論からすると、この馬は東京2400mが向くとはとても思えないのだ。
4代母MoonscapeはTom foolとBold Rulerの組み合わせが特徴で、足の回転の速さを子孫へ強く伝えた。
ハープスターもその例に漏れず、非常に早いピッチで走るタイプの馬だ。
ストライドを伸ばして走る馬に比べると、ピッチで走る馬は距離適性が短いと相場が決まっている。
また、母父ファルブラヴの産駒は基本的に短距離馬〜マイラーだ。
エーシンヴァーゴウ、アイムユアーズ、フォーエバーマーク、ダンスファンタジア…
絶対能力の高さで勝つ可能性は勿論あるが、ここまで人気するのであれば評価を下げて他の馬から入ってみたい。

◎サングレアル。
父ゼンノロブロイはオークス馬サンテミリオンを輩出。
母ビワハイジは女傑ブエナビスタを筆頭に、活躍馬を多数産んだ名牝だ。
東京2000mを経験している強みは大きく、キャリア3戦目、4ヶ月の休み明けでGIIを勝ったその潜在能力の高さには驚かされた。
ここは一角崩しがあってもおかしくない。

◎の単複。
posted by Lion at 08:18 | Comment(0) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

2014年中山記念_予想

去年の天皇賞(秋)勝ち馬のジャスタウェイを筆頭に、GI馬が4頭出走。
GIホース以外にも中山巧者が大勢揃い、非常に予想のしがいのあるレースになりました。

 2012年以降、中山の芝コースはエアレーションとシャタリングという技術を取り入れており、
馬場がなるべく柔らかくなるように調整されています。
この馬場を柔らかくする技術の影響が顕著に見られるのは開幕週で、レースを行うたびに芝が踏み固められていくため、徐々に効果が薄れてくるというのが持論です。
中山記念は開幕週に行われるため、馬場の柔らかさというのは予想を行う上で外せないポイントでしょう。

 また、年明けの中山開催は仮柵を設置したCコースでレースが行われていたのに対し、今開催は仮柵無しのAコースだということも見逃せません。
この2つの要素が重なるとどういった現象が起こるかというと・・・

・チチカステナンゴ産駒の好走
父父KaldounがRelicの4x4クロスを持ち、Fair Play系の持つ米的パワーを累進しているのが理由と思われる(特に母系にもFair Play系の血を持つ産駒の好走が目立つ為、この仮説の信頼性は非常に高い)

・ある程度レースが流れると外回りコース向きのストライド走法の馬(ナスキロ馬)が好走しやすい
昨年の京成杯AHの1着馬エクセラントカーヴや2着馬ダノンシャーク、ターコイズSの1着馬レイカーラ(ダノンシャークの半妹でもあります)などが典型例です。
柔らかくてスピードが出にくい馬場=走破時計、上がり時計ともにかかる馬場なので、ナスキロ血脈を複数持つ馬の差し追い込みが開幕週から…いや、開幕週だからこそ決まるわけです。

 だからと言って買い目をナスキロ柔いストライド走法の差し追い込み馬に極端に寄せればいいのかと言うと、それはやり過ぎです。
あくまで開幕週でAコースですから、逃げ馬もきちんとケアせねばなりません。
逃げ残る馬の見分け方としては、パワーが豊富な馬ですね。

 他に中山芝コースの開幕週での狙い目を挙げるとすると…
・Wコース調教馬(終い重点ではなく、全体時計を重視して持続力を鍛えるような追い切りをこなしている馬を特に評価しましょう)
・距離短縮馬(軽い馬場と重い馬場だと、後者の方がスタミナが問われます。日本の高速馬場とヨーロッパの重たい馬場をイメージすると分かりやすいかもしれません。)

 これらを踏まえて中山記念の予想を行うと・・・。
◎11トウケイヘイロー
CWコースで長めの距離からきっちり負荷を掛けている最終追い切りに好感が持てます。
また、父ゴールドヘイローの4代母Foreseer、母父父Mill Reefからナスキロ血脈をしっかり受け継いでいるのもポイント。父母父Seeking the Goldや母母父ノーザンテーストからFair Play的パワーもきっちりと供給されています。
他にこれといった逃げ馬も居ませんし、開幕週Aコースの恩恵をフルに受けられるのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。勝ち負け。

○9アルキメデス
こちらも栗東CWコースで追い切られています。
血統的背景も十分です。母母ケイティーズファーストはRelicの5x4クロス、母父Seeking the Goldはトウケイヘイローの項で述べた通りFair Play的パワーをきっちり抑えています。何より母母Caressが優秀で、父母父にボルキロ血脈のSecretariatを入れつつ、母父Affirmed経由でFair Play6・6・7・7x6・6を、母母La Mesaはその母母Busanda(Buckpasserの母として有名)からWar AdmiralとLa Troienneの組合せを受け継ぎつつ、自身はナスキロの組合せを持っています。
位置取りには苦労しないタイプですし、好位からの差しがハマれば逆転まであるでしょう。

以下、
坂路追い切りの分評価は下げましたが、有馬記念からの短縮と母スターミーが持つA.P.IndyとCaerleonの組合せがハマりそうな▲6カレンミロティック
こちらも坂路追い切り、そして距離延長の分割り引きましたが、母ファンジカが持つLaw SocietyとSir Gaylordの4x5のナスキロ累進に期待したい△12ダイワマッジョーレまでを相手本線にしようと思います。

結論
◎11トウケイヘイロー
○9アルキメデス
▲6カレンミロティック
△12ダイワマッジョーレ
posted by Lion at 03:40 | Comment(0) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする