2015年01月13日

わかりやすいラップタイムの見方〜実践編〜

前回記事はこちら

前回のエントリではラップタイムの見方について説明しました。
今回は馬券を買う時、ラップタイムを活用して予想をする方法について説明しようと思います。

前回と同じく最も容易に手に入る、JRA公式ラップタイムを用います。
なるべく簡素に説明する為、細かい部分はなるべく省きます。

今回も生徒役はあずささんです。
よろしくお願いします。
azusa7.png
あずさ「またまた、よろしくお願いします〜。」

今回もTARGETを用いて勉強しましょう。前回に使った、ラップタイムを見る際の目安をもう一度掲載しますね。

13.0〜 遅い
12.0〜12.9 ふつう
11.9〜11.5 速い
〜11.4 とても速い

ここまでは大丈夫ですね。
前回、レース結果画面のLAP欄を見てレースの流れを追いましたが、
今回はその補助として「通過タイム」「上りタイム」「レースPCI」の3つの項目の見方を説明しましょう。
先ほどは10ハロン(2000m)の天皇賞を例として取り上げましたが、今度は9ハロン(1800m)の新馬戦を例にします。

キャプチャ2.png

通過タイムというのは、文字通り特定のハロン棒を通過した際のラップタイムです。
最初の3ハロンを通過してから、6ハロン目通過までのラップタイム合計を分まとめてくれています。

上りタイムは逆に、ゴールから逆算して特定のハロン棒までに掛かったラップタイムを表示しています。
遡って、レースの残り3ハロン地点から残り6ハロン地点までの、ゴールまでの所要時間がまとめられています。

azusa3.PNG
あずさ「うーん、ちょっと難しいかもしれません…」

そうですね、では、分かりやすく表にまとめてみましょう。

tuka_agari.png

線が太くなっている部分が計測地点です。
赤い線はスタートからの時間、青い線はゴールまでの時間です。

azusa4.png
あずさ「これなら、私にも分かりそうです〜。9ハロンのレースの場合、計測区間がかぶるんですね。」

はい、そうなります。

次は、レースPCIについて。
50を基準に、「数字が大きければスローペース」「数字が小さければハイペース」と覚えてください。

キャプチャ.PNG

azusa2.jpg
あずさ「こちらの方がシンプルで分かりやすいですね〜。このレースはPCI73.4と書いてありますね。スローペースという事ですよね?」

その通りです。さすがあずささん、理解が早い!

1ハロンごとのラップタイムを見れば分かる通り、
このレースでは13秒台が3回・14秒台が1回入る超スローペースです。

ここまでのスローペースになると、基本的に隊列が詰まりやすくなります。
交通渋滞のイメージです。

azusa5.png
あずさ「あらあら、交通渋滞なんですか〜?じゃあ、どのお馬さんも息が十分に入った状態で直線に向く事になりますね。」

あずさ「たっぷり息が入っているから、前にいる馬が有利・・・でしたよね?」

そういう事になります。超スローペースで最後方にいると、勝つのは難しいですよね。
つまり、スローペースでは基本的に・・・
・前にいて上位になった馬は、展開に恵まれた
・後方からごぼう抜きしてきた馬がいた場合、その馬は瞬発力がある
と言えるでしょう。

このレースの結果を見てみましょう。

result.PNG

ここでは、「上3F」に注目してみてください。
レースの上り3ハロンで上位のタイムを出した馬が1〜4着を占めていますね。
上位4頭は瞬発力に優れていたと言えます。

azusa4.png
あずさ「1着と3着のお馬さんは、前で競馬をして速い上りを使ったんですね。」

あずさ「それから、2着のお馬さんは、後ろから一番速い上りを使っていますね。」

おっしゃるとおりです。
ここから分かる事は…
「1着と3着の馬は展開に恵まれた面もあるが、このメンバーでは力上位だった」
「2着の馬はスローペースにもかかわらず後ろからの競馬になったが、最後は一番伸びていた」
「4着以下は瞬発力勝負に向かなかったか、スローペースにも関わらず追走できなかった」
という事になります。

スローペースで先頭集団を走った1着と3着の馬は、次走ではあまり評価しません。
もちろん、弱い馬が相手ならまた上位に来る可能性もありますが・・・

ここで注目すべきは、2着の馬です。
スローペースに泣きましたが、最後は一番伸びてきています。
恐らく次は人気になるでしょうが、それでも買いたい一頭ですね。
距離が伸びて追走が楽になれば、なお良いでしょう。


スローペースのレースについて見たので、今度はハイペースのレースを取り上げましょう。

result2.PNG

pci.PNG

azusa3.PNG
あずさ「あらあら〜、今度はレースPCIが36.4…すごくペースが速かったんですね。」

あずさ「それなのに、1着と2着は前に行ったお馬さん…息があまり入らなかったのに2着までに来るなんて、持久力があるという事ですね。」

またまたご名答。
2着の馬は次走で見事に1着になっています。
1着の馬は次のGIIIレースで2着になったんですよ。

・このレースで後ろから来た3着の馬と4着の馬は、そこまで持久力があるわけではなく、展開に恵まれた部分があった
という事をよく覚えておきましょう。
勝つためには相手がもっと弱くなるか、展開の助けが必要でしょうね。


さて、あまりに長くなると覚えきれないでしょうから、ここでいったんまとめてみましょう。
・ハイペースで前に行って上位になった馬は次走買い
・ハイペースで後ろから競馬をして上位になった馬は次走評価を下げた方がおいしい

・スローペースで前に行って上位になった馬は次走評価を下げたほうがおいしい
・スローペースで後ろから競馬をして上位になった馬は次走買い、距離が伸びるとなお良い
例外はたくさんありますが、基本的にはこう考えていいでしょう。


あずささん、長くなりましたが今回もありがとうございました。最後にひと言感想をどうぞ。

azusa.png
あずさ「競馬は生き物であるお馬さんが走るのに、それを数字から分析するというのは面白いですね〜。もっと勉強してみようと思います。」

あずさ「プロデューサーさん、またよろしくお願いします〜。私、競馬の事が大好きになったかもしれません。」

おお、本当ですか!!
今度、一緒に競馬場へ遊びに行きましょうね!
(あわよくばもっと仲良くなって・・・デュフフ・・・)


おわり
posted by Lion at 17:43 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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