2015年01月12日

わかりやすいラップタイムの見方

競馬の予想ファクターは多岐に渡りますが、
その中でも敷居の高い(と僕が勝手に思っている)ラップタイムを用いた予想について。

僕はラップタイム予想の専門家ではありませんが、
さわり程度なら説明出来そうかなと、ふと思い立ってこのエントリを綴っています。

ここでは最も容易に手に入る、JRA公式ラップタイムを用います。
なるべく簡素に説明する為、細かい部分はなるべく省きます。あらかじめご了承ください。

では、生徒役として…あずささんをお招きしましょう。
azusa.png
あずさ「おはようございます〜。ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いします〜。」

はい、よろしくお願いします。
あずささんには、競馬のラップタイムについて覚えてもらいますよ。4d097da4a07e2.jpg
この、「4」と記載されている棒を「ハロン棒」と呼びます。
ゴールまで残り400mの地点なので、「4」と書かれています。
競馬場にはこのハロン棒が1ハロン(200m)おきに設置されています。

細かいことはあとで説明するとして、実際のレース結果を見てみましょう。
ここではTARGETを用いて、2014年・天皇賞(秋)の結果を見ます。

LAP.PNG

azusa2.jpg
あずさ「レース結果の画面ですね〜。画像の下の方の、LAPというのがラップタイムですか?」

そうです。
ハロン棒から次のハロン棒までの200mごとに、先頭で通過した馬の走破タイムが表示されています。

まず、1ハロンごとのラップタイムの見方をお教えします。
非常にざっくりとですが、タイムを見る際の目安について説明すると…
13.0〜 遅い
12.0〜12.9 ふつう
11.9〜11.5 速い
〜11.4 とても速い
となります。慣れないうちは覚えないで結構ですよ。

では、上の見方を参考にしながら、天皇賞のレースラップを改めて見てみましょう。
JRA公式レースラップ
12.9-11.7-11.8-12.2-12.1-12.1-12.3-11.4-11.3-11.9

tokyo2000m.PNG
天皇賞(秋)が行われる東京競馬場の2000mコースは、スタートしてから100m後にカーブがあります。
コーナーを曲がる時はスピードが落ちるので、タイムがややかかります。
このコーナーは、およそ100m地点〜300m地点まで続きます。

馬は完全に静止した状態からスタートし、徐々に加速します。
どの騎手もそれぞれの理想的なポジションを取ろうとするので、
最初の3ハロンは速くなると覚えてください。

azusa3.PNG
あずさ「えーっと・・・1つ目から3つ目までは、【ふつう】-【速い】-【速い】ですね・・・。速くなっているところでは、ポジションを取り合ってるんですね。」

あずさ「ところで、なぜ4つ目から7つ目までは【速い】から【ふつう】にペースが落ちているんですか?」

いい質問です。
サラブレッドはとても速いスピードで走れますが、
【速い】から【とても速い】で走れるのはおよそ3〜4ハロンぐらいなのです。

ずっと速いペースで走ると、馬がバテてしまって一気に速度が落ちてしまいます。
なので、どこかでペースを落として終盤に向けて余力を作る必要があるのです。
これを、「息を入れる」と言います。

azusa4.png
あずさ「どこかで一息入れないと、人と一緒でお馬さんも疲れてしまうんですね、ふふっ。」

あずさ「息を入れる事ができない場合、前のお馬さんはバテてしまいますね。その場合、後ろで息を入れながら走っていたお馬さんに簡単に抜かされてしまいそう・・・。」

その通りです。ポジション争いが長引いてペースが落ちないと前にいる馬は不利になります。
逆に、たっぷり息を入れる事が出来れば余裕を持って走れるので、前の馬はなかなかバテません。
騎手同士の「駆け引き」が生まれるわけですね。

では、レースの終盤、残り3ハロンに差し掛かったところを見てみましょう。
pic_course_tokyo1.jpg
最後のコーナーをカーブして、約525mの直線コースへ向かいます。
どの馬もしんどくなってきますが、最後の力を振り絞ってゴールを目指します。

レース上がり3ハロンタイム
11.4-11.3-11.9

azusa5.png
あずさ「まぁ、最後の最後に【速い】-【速い】-【速い】が!しんどいのに全力で走るなんて、お馬さんも大変なんですね。」

【速い】に分類されているとはいえ、最後の1ハロンは減速していますよね。
先頭に立った馬も、余力を使い果たしてバテそうになりながらゴールしている事が分かります。

このレースでは最後に減速しているにも関わらず、前々で競馬をして上位でゴールした馬が2頭いますね。
2着のジェンティルドンナと3着のイスラボニータは、強い競馬をしたと言えるでしょう。
もちろん、1着のスピルバーグもとても強い馬ですが、
後ろで息を入れながら足を溜めて、能力を引き出した北村宏司騎手のファインプレーも大きかったと思います。

あずささん、ラップタイムの見方は分かりましたか?

azusa.png
あずさ「ええ、とても面白かったです〜。ちょっと競馬に詳しくなれた気がしますね〜。」

それはなによりです(`・ω・´)
次回の講義では、ラップタイムを実際の予想で活用する方法をお教えしますよ!

azusa6.png
あずさ「お付き合いいただきありがとうございました〜。また次回、お会いしましょう〜♪」
posted by Lion at 21:46 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。