2012年09月22日

【新企画】得ホース・闇ホース!

「負けても負けても人気する馬」…

「勝っても勝っても人気しない馬」…

血統書付きのサラブレッドたちにはそれぞれ個性があります。
人は馬券を買うときに、馬の個性を見て予想をします。
当然、いつも実力以上に評価される馬、実力以下の評価しかされない馬が出てきます。
そういった馬に注目してみようという企画です。



「単回収値」「複回収値」という言葉を、あちこちで見かけます。
一定の期間、特定の条件の馬券を均等に買い続けると、何%回収できるのかを示したものです。

例えば、今年の1月1日から9月の21日まで、中央競馬に出走したディープインパクト産駒全体の単回値は80、複回値は87です。
今年ずっとディープインパクト産駒の単勝を買い続けると掛け金が80%に、複勝を買い続けると87%になるということです。

メイショウタメトモというオープン馬が居ます。
この馬の中央での複回値は506なので、デビューからずっと複勝を均等に買い続けていれば506%になります。
毎回1万円ずつ買っていれば、131万5600円になる計算です。夢のある話ですね。

でも、よく考えてみてください。
メイショウタメトモが5連敗、6連敗しても毎回複勝を1万円ずつ賭ける事が出来ますか?
「もうこの馬が馬券に絡む事は無いんじゃないだろうか」「本当に儲かるんだろうか」
そういった葛藤を乗り越えて、デビュー戦から目をつけた馬を引退まで買い続けて利益を出すというのは、とても難しいことです。
勿論、どこかで的中するという保証はどこにもありません。

上記の理由から、「負けても負けても人気する馬」「勝っても勝っても人気しない馬」を調べるにあたって、回収値というデータは中心に置きませんでした。実践的ではないからです。

では、実践的でお金になるチャンスがあるデータとはなんでしょう?

僕は「過去1年の戦績データのみ」「3走以上した馬のみ」を対象に、
【平均人気】【平均着】【単適回値】という要素に着目してみました。
これらのデータを組み合わせれば、「買うと損する人気馬」「買うとお得な人気馬」が一目瞭然です。

例えば、【平均着】が3.0で、【平均人気】が4.0の馬の場合、頻繁に人気以上に走って馬券に絡んでいるという事です。
【平均人気】が1.0〜1.9で、【平均着】が2.0以下の馬なら、毎回人気しながら勝ち切れないという事です。

【単適回値】についてもご説明致します。
【単適回値】というのは、「単2.0倍の時は5000円、単100倍の時は100円賭け、的中時の払い戻しが1万円になるように買い続けた時、何%回収出来るか」の数字です。
これなら、ただの単回値より現実的ですね。


現役の古馬オープン馬385頭中、過去1年で3走以上していて単適回値が100%を超える馬は164頭です。
そこから、平均着が3.0以上の馬に絞ると22頭になります。
これらの馬は、「安定していい成績を残し続けているのに、実力以下の人気しかない」馬といえます。


「この馬は人気先行型」「この馬は強いけどあまり人気しない」という情報は毎週馬券を買っている人ならいくつかお持ちだと思いますが、
現実的に勝ち負けになるラインの馬で、客観的かつ正確なデータを示している人は見たことがありません。

目の前のレースでいくら儲かった、いくら負けたというのも大事ですが、
長いスパンで儲けるには常に世間の評価(オッズ)と実際の馬の能力のギャップを突き続けるしかありません。

僕が独自に調査したデータを、試験的にこのブログで公開する事にしました。
便宜上、人気先行で人気を裏切リ続けている馬を「闇ホース」
いつも人気以上に走っている馬を「得ホース」と呼ぶ事にします。

今回公開するのは、古馬オープンクラス・準オープンクラスの闇ホースと得ホースです。

【闇ホース・得ホース定義】

・直近の1年間で3走以上して平均人気が3.0以上、単回値が100以下の馬が「闇ホース」です。
 闇ホースの中でも、単適回値が50を下回っている馬は「闇黒ホース」です。

・直近の1年間で3走以上して適回値が100以上、平均着順が3.0以上の馬が、「得ホース」です。
 得ホースの中でも、平均人気を平均着順が1.0以上上回っている馬は「超得ホース」です。

公開中のファイルでは、闇黒ホースと超得ホースに色を付けています。
オレンジが超得ホース薄いオレンジが準超得ホース灰色が闇黒ホースです。薄い灰色は、準闇黒ホースです。

※このデータは、あくまで馬券の検討をする上での考え方の一つです。
特定の馬主や関係者の方々を誹謗中傷する意図は無い事を、予めご理解ください。


ファイルは次のリンクからどうぞ。Excel用のシート形式になっているので、右クリックから保存して、必ず自己責任のもとでご利用ください。

2012_09_22_OP_得ホース.xls
2012_09_22_OP_闇ホース.xls

2012_09_22_準OP_得ホース.xls
2012_09_22_準OP_闇ホース.xls

ご意見、ご感想、励ましの言葉等頂けると、とても励みになります。

ちなみに、今日は阪神11Rの大阪スポーツ杯には超得ホースが1頭、準超得ホースが1頭、得ホース2頭、闇黒ホースが1頭出走します。
posted by Lion at 03:57 | Comment(2) | 得ホース・闇ホース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもツイート眺めさせてもらってます。ライオンさんのち密なデータ化の考え方は参考になります。

今回の更新、こういった考え方は非常に好きです。僕は的中率よりも馬券全体の回収率に興味がある買い方をしているため、必然的に不人気馬複勝クラスタになりますが、こういった見方ですと人気サイドの人気の穴が見えやすくなりますね。
Posted by monogoru58 at 2012年09月22日 10:49
コメントありがとうございます。
僕は当たらないのを我慢して買えない性分なので(笑)、
現実的に勝ち負けになる(単勝を買ってもいいかな、と思えるライン)所から馬券を買う事が多いです。

高配当狙いの方がこのデータを利用して馬券を買う場合は、闇ホースが負けるのに期待して他の馬を頭にして買うのがいいでしょうね。

同じ1番人気の3倍でも、お得な3倍と損な3倍があるんだよ、という事を意識するだけでも、オッズ観は変わってきそうです。
Posted by Lion at 2012年09月23日 03:04
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