2011年11月11日

〜路線ごとの取捨がカギに〜 エリザベス女王杯予想

前回の記事が予想外に好評で、たくさんの反響を頂きました。嬉しいやら、びっくりしたやら。
画像付きで解説する方が読みやすそうなので、これからの予想記事はこのスタンスで上げていきたいと思います。

日曜日はエリザベス女王杯。スノーフェアリーが一頭だけ次元の違う足でぶっ飛んできた去年のレースは僕の頭にも強烈に焼き付いています。

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スノーフェアリーがすんごい脚〜!(2010年エリザベス女王杯)

今年も本命はスノーフェアリーでしょうがない?いやいや、ちょっと待ってくださいよ。
確かにスノーフェアリーは強いかもしれませんが、去年には無かったマイナス要素がたくさんあるんです。

去年に引き続きスノーフェアリーの手綱を取るライアン・ムーア騎手。
去年はエリザベス女王杯の前日から京都競馬場で騎乗していましたが、今年はエリザベス女王杯一鞍のみ。
馬場のどこがいいかも分からない状態で、ぶっつけ本番で乗るということです。


そして、今年のスノーフェアリーは何と大外18番枠。
下の画像を見ても分かる通り、去年スノーフェアリーは内々をロス無く周り、坂の下りで馬群がバラけた瞬間に内を通っています。
出走馬中最もロスの無い競馬をした上で、最速の末脚を使った結果の優勝。

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迷わずインを突くムーア騎手とスノーフェアリー

更にダメ押しで、昨年と今年の立場の違い。
去年は単勝8.5倍の4番人気。
世間的には「よく分からないけど強そうだからとりあえず買っておこう」という評価でした。
それが去年の圧勝もあり、今年は1番人気ほぼ確実。他の騎手も、最も警戒すべき一頭だという認識でレースに臨んできます。
スプリンターズSのロケットマン程ではないにしろ、複数の騎手からマークされるのは間違いありません。

終始マークされ続けて外外を回らされ、最後はいい脚で伸びるも差しは届かず…
そういった負け方をしても、何ら不思議ではありません。


では、スノーフェアリーを負かす事の出来る馬はどの馬か?

僕は今回スノーフェアリーを負かす可能性がある馬として見ているのは、
三冠牝馬アパパネでも、最強三歳牝馬レーヴディソールでもありません。

1枠1番アヴェンチュラと、1枠2番イタリアンレッドの二頭です。

アパパネはウオッカやダイワスカーレット、ブエナビスタとは違い、
オトコ馬と一緒に走ってその中で存在感を示す事は出来ませんでした。(マイラーズカップ4着、安田記念6着)
前走の府中牝馬ステークスでは14着の惨敗、今回も調教映像を見るかぎりではガラリ一変とまではいかない様子。
また、本質的に外回りの2200mは長いでしょう。
今回は無印評価です。

レーヴディソールは1600mより長い距離を走った事がなく、速い追い切りもほとんど行なっていません。
世代限定のレースではアグネスタキオン産駒特有の早熟性と一瞬の切れ味を武器に圧倒してきましたが、長期休み明けで仕上げも甘い様子。
足元に不安もあり、福永騎手もここで全力で勝ちに行く騎乗はしません。
そして春の実績から人気するのは間違いないので、これも高い評価はできません。せいぜい3着といった評価です。


過去10年のエリザベス女王杯の連対馬の前走レース名を見ると、とても偏ったデータが出てきます。

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秋華賞・天皇賞(秋)・京都大賞典組が優秀

海外のレースを除けば、秋華賞・天皇賞・京都大賞典からしか勝ち馬は出ていません。
今回の出走馬の中には前走天皇賞・京都大賞典組は居ないので、秋華賞組から軸を探す事にします。

エリンコートはそもそもの力が足りません。

ホエールキャプチャは2歳時から頭角を示しており、成長の早さ(早熟さ)を武器に世代トップを張ってきました。
ただし、古馬と混じって走る場合、その優位性はなくなります。
また、クロフネ牝馬は血統的に本質的にマイル以下の距離がベストで、父自身もNHKマイルこそ勝ったものの、ダービーではジャングルポケットに負けました。
秋華賞から更に1ハロン伸びるのは単純にマイナスです。

アヴェンチュラの父ジャングルポケットはそのクロフネをダービーで打ち負かして、
種牡馬としてもジャガーメイル、オウケンブルースリ、クィーンスプマンテ、トールポピー等の中〜長距離GI馬を出しています。

秋華賞組から買うとすれば、アヴェンチュラ一頭だけで十分です。
全姉のトールポピーはオークスを勝っていますし、アヴェンチュラ自身もクイーンSで古馬を撃破しています。
先行して粘る脚質のこの馬にとって、内枠を引けたのもプラスでしょう。

それに対抗出来そうなのはイタリアンレッド。

府中牝馬ステークスからエリザベス女王杯のローテーションで連対した馬の共通点として、1800m以上の重賞勝利経験がある事が挙げられます。

牝馬限定重賞中心のローテーションを組んでいる馬が多い中、この馬は果敢にも牡馬との混合レースを選択し、七夕賞と小倉記念を制覇し、サマー2000シリーズの女王に輝きました。

前走府中牝馬ステークスは得意条件ではありませんでしたが、馬自身の充実度と能力の高さで苦手条件を克服して勝利。

勝っても勝っても人気しないタイプで、今回も他に人気しそうなタイプが居ます。
恐らく5番人気前後になるでしょうし、馬券的には今回最も狙いたい一頭です。

そのイタリアンレッドと差のない競馬をしたアニメイトバイオとフミノイマージンも外せません。
共に1800m以上の重賞での勝ち経験があり、今回の舞台も守備範囲内です。

相手を絞った分点数に余裕があるので、力関係がよく分からないダンシングレインを買い目に入れてもいいでしょう。



結論
◎アヴェンチュラ
◎イタリアンレッド
▲スノーフェアリー
△アニメイトバイオ
△フミノイマージン
☆ダンシングレイン
×レーヴディソール

推奨買い目
◎2頭の単複(おすすめはイタリアンレッドの複)
アヴェンチュラからの馬連・三連複流し

今回も長くなりましたがここまでお付き合いいただきありがとうございます。
posted by Lion at 15:17 | Comment(0) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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